「介護の未来はいかに？」

近年、世界ではIT化が進み、テクノロジーはより身近な存在になりました。
進化スピードは年々上がり、私達の想像を超えるスピードで変化を続けています。
100年を要した進化は10年で起こり、10年を要した進化は1年で起こり、その先はさらに加速を続けると言われているようです。
日本では150年前に電話が作られ、約30年前に携帯電話に移行し、今ではスマートフォンが身近に存在し、情報と隣り合わせの世の中であることを考えると、そのスピードを実感できます。

こうした背景を見ると、巷で流行中の異世界体験のように、仮想現実の世界もほぼ確実にやってくると考えて良いと思います。
勿論、テクノロジーの進化は介護の世界でも大いに力を発揮するでしょう。
様々な専門家が提唱しているように、私もこの過程で、介護業界に大きな変革が起きると予感しています。
それは何か、断定はできませんが、噂に上がっている情報を少し整理すると、概ね以下の内容が注目を浴びています。

「手を持つロボットが現れる？」
「IOTが広がり、機械が見守りや介助を行う？」
「遠隔操作によってADLの底上げが可能になる？」
冒頭でお話しした、電話からスマートフォンへの変遷を辿ると、これらは間違いなく実現すると思います。そして一部は既に実装化されているのです。
もしくは、予測もできない革新的なデバイスやシステムが登場するかもしれません。
現在の介護業界で抱えている問題は、解決もしくは変容していくことでしょう。

未来の介護！楽しみではありませんか！？
時代の流れの中で、沢山の進化を、見たり、感じたりすることにワクワクしています。
と同時に、「今やるべきことは何か？」を考えることが重要だと思うようになりました。
テクノロジーが発展する過程で、私達の働き方や価値観も変わる可能性は高いからです。
介護に携わる人間として、機械にはない価値を磨く必要がある、そう思います。

苦しい時期もあるとは思いますが、変化を楽しみつつ、共に歩んでいきましょう。同じ時代に生きる仲間として、、、。

※写真は私がロータスの中でも1番美しいと思う、廊下の様子になります。