90代の入居者様が
「手紙を出したいの」
と封筒を持って来られました。
封筒にはきっと精一杯に書かれたのでしょう、
か細いですが丹念に
ご長男様のお名前と住所が手書きされており、
残すは切手を貼るのみの状態でした。
そのわずかに震戦されている手から
封筒を受け取り、
重量を測った上で、
切手を貼って差し上げますと、
用件が済み、ほっとした表情で
部屋にお戻りになりました。
暫くしてご本人様に代わり
封筒を投函しながら
入居者様のことを思い出して
私もほっこりしました。
こんなロータスの日常を
かけがえのないものに思います。
もしご来館の際は
お気兼ねなく何でもご相談ください。
お待ちしております。