「近い将来、、、人工知能=AIが人の仕事を奪う、、、!?」
最近、このようなニュースや番組特集を見たことがある人もいるのではないでしょうか。
コンピュータが人間と同じような知能を持つ「人工知能=AI(Artificial Intelligence)」というと、ひと昔前まではSF映画や小説の世界の絵空事でしたが、近年はそれがぐっと現実味を増しています。
グーグル社の創始者ラリー・ペイジ氏は、「20年後、望むと望まざるにかかわらず、人工知能の急激な進化によって、現在の仕事のほとんどは人工知能を持ったロボットが代行することになる。近い将来、10人中9人は今とは違う仕事をしているだろう」という衝撃的な発言をしています。マイクロソフト創始者のビル・ゲイツ氏も「創造性を必要としない仕事は全てテクノロジーに代行される」と語っています。
さらに、オックスフォード大学のAI研究者マイケル・A・オズボーン准教授も、現在人間が行っている仕事の約半分は10 ~20年以内にコンピュータに奪われてなくなると予測しています。
自分たちの仕事の未来が気になりますよね!!
私たちはサービス付き高齢者向け住宅のスタッフであり、看護、介護などのサービスを提供しています。
未来の介護はどうなっているのでしょうか、、、!?
「10年後の仕事図鑑-堀江貴文、落合陽一著」の中で、介護の未来について触れている部分があったので、ご紹介しますと。
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落合氏は、「日本の課題として介護士の人材不足が深刻ですが、少子高齢化による人手不足などは、ロボティクスの技術で解決し、人間ができることは人間がやって、「半人力半AI 」の考え方で、少子高齢化問題の多くは解決できる。」と述べています。
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堀江氏は、「現在の AI は人間の目と耳を代替する機能を持っているにすぎない。この先一番の鍵となるのは 「AI が‘‘手‘‘を持った時」だと思う。ペッパーなどのロボットは相手が近づいてきたことを認識して話しかけたり人の話を聞いて何かを対応することができるようになった。しかし料理の盛り付けなどの細かい作業が苦手。手を使って仕事をさせるまでには、まだだまだ少し時間がかかると言った状況だ。ただしAI に「手」が生えると人間の単純労働はほぼなくなっていくだろう。」と述べています。
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近い将来、ロボットが介護をする時代が訪れるかもしれません。
そうした時代が到来することを想像した時に、私たちがロボットと差別化できる能力は、「心と心のかかわり」を重視したサービスの向上だと思いました。
私達の企業理念でもある「おもてなし=ホスピタリティ」の精神を礎に、「思いやり」を持ってかかわり、信頼関係を築いていくことが、これからもっと重要になってきます。
「人工知能=AI」が人の仕事を奪うと考えると、人が人工知能に脅かされるような印象を受けますが、人類は機械化や自動化によって作業効率が劇的に向上し、それよって空いた時間を、さらなる知恵や技術の発展に転化させることで進化してきたといえます。人工知能化が進むことによって、介護の世界がより幸福な未来に向かうといいですよね。
時代が変化しても「選ばれる存在」になるために、これからも精進していきたいと思います!!