昔懐かしいという
せんべいに水あめを挟んで食べたおやつの味を知りたくて
スーパーで購入し試してみました。
使用するせんべいは「南部せんべい」。ゴマ、ピーナッツもあります。ちなみに「南部せんべい」とは、小麦粉が主原料の堅いおせんべい。八戸藩が作った非常食らしいです。
中に挟む水あめですが
1960年代以前は水あめはとても高価で、それ自身が単体のお菓子でした。
しかし、液状であることから子供には扱いが難しく、甘みの少ない小麦粉やでんぷんなどで作ったせんべいなどで挟む駄菓子として、紙芝居や駄菓子屋が店先で取り扱うようになり普及したそうです。
そういった豆知識を得ながら、水あめを挟んで食べてみました。
「薄い!」「濃い!」や「とても美味しい」等の表現ではなく
「こうばしく、素朴な美味しさ」を感じます。
「戦時中、戦後と食べ物がなかった時はなんでも食べたのよ。」
その後、生活が豊かになるにつれ、それでも当時の食生活(味付け)は、現代のような多様ではなかったことを改めて感じました。
入居者様に近づきたい・・・
それによって知る心、入居者様とのふれあい。また実行してみようと思います。