こんにちは。
ロータス山鼻邸理学療法士の城戸です(*^^)
つい最近、とある入居者様とのリハビリ訓練中に
「良くなるのがわかるから待ち遠しい。」
「こういう仕事があることを初めて知りました。素敵な仕事ですね。」と嬉しいお言葉をいただきました。
同時に、理学療法っていう名前は聞いたことあるけど、どんなことをするんだろう…
そもそも理学療法って何?と感じている方もいるかと思われます。
そこで、本日は知っているようで知らない¨理学療法士とは¨についてご紹介です!
〇理学療法とは
ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、支援する医学的リハビリテーションのひとつです。
ちょっと難しい言葉で説明してしまいましたが…
簡単に言うと『自立した日常生活が送れるよう支援する動作の専門職です!』
〇治療の内容
理学療法士が対象者ひとりひとりについて医学的・社会的視点から身体能力や生活環境等を十分に評価し、それぞれの目標に向けて適切なプログラムを作成します。
また、運動・動作の専門性を生かし、福祉用具の適用相談、住宅改修相談やご家族様への介助方法のアドバイスも行います。
〇めざすもの
理学療法の直接的な目的は運動機能の回復にありますが、日常生活動作の改善を図り、最終的には生活の質の向上をめざします。
病気、障害があっても住み慣れた街で、自分らしく暮らしたいというひとりひとりの思いを大切にします。
〇対象者
主に運動機能が低下した人々ですが、そうなった原因は問いません。
最近では運動機能低下が予想される高齢者の予防対策、メタボリックシンドロームの予防、スポーツ分野でのパフォーマンス向上など、障害を持つ人に限らず、健康な人々に広がりつつあります。
〇理学療法を受けるには
理学療法は医療行為に位置付けられており、医師の指示に基づいて行われます。
当館では、併設している訪問看護ステーションピリカを利用することで、リハビリも実施可能です。
また、看護師がより専門的な医療処置や体調管理を行いサポート体制万全です!
下記の悩みがある方は、かかりつけ医、ケアマネージャー、市町村介護保険課に一度ご相談してもよいかと感じます。
・健康管理、身体機能維持や増進のために
・家で寝たきり、閉じこもりがちな人たちへ
・病院を退院し、在宅での生活を始める方へ
誰しもがひとの手を借りず、自分の力で生活したいと思うことは自然なことです。
リハビリを通して、できることが増えたときの笑顔は、毎回心が熱くなります。
また、その様子を見たご家族様も喜んでくださると、人生の一部にかかわる責任のある仕事だと感じます。
日々、技術の向上に励み、ひとりでも多くの方を笑顔にできる関りをして参りたいです。